新型コロナウィルス感染拡大の為に開催が微妙な状況ではありましたが、11月1日に無事に開催されることになりました。
大学日本一を決める大会でもあり、正月の箱根駅伝の前哨戦でもありこの全日本大学駅伝、出雲駅伝が残念ながら中止になりましたので、今シーズン初の大きな大会になります。
そんな、全日本大学駅伝の出場校、その中での注目大学、コースも合わせて紹介していきます。
また、別の記事で注目選手10名についてまとめてあります、合わせてチェックしてみてください。
全日本大学駅伝2020出場校
今回の全日本大学駅伝の出場校は25大学になります。昨年のシード校に加え各地区の代表校を紹介致します。(番号はゼッケンナンバーです)
シード校
昨年の全日本大学駅伝2019の上位8位までのチームにはシード権が与えられます。(ちなみに2019年はオープン参加がありましたが今年はありません)
1 | 東海大学 | 33回目 | 7大会連続 |
2 | 青山学院大学 | 10回目 | 8大会連続 |
3 | 駒澤大学 | 27回目 | 25大会連続 |
4 | 東京国際大学 | 2回目 | 2大会連続 |
5 | 東洋大学 | 28回目 | 13大会連続 |
6 | 早稲田大学 | 26回目 | 14大会連続 |
7 | 國學院大學 | 8回目 | 6大会連続 |
8 | 帝京大学 | 13回目 | 6大会連続 |
北海道地区
9 | 札幌学院大学 | 27回目 | 3大会連続 |
東北地区
10 | 東北大学 | 14回目 | 2大会ぶり |
関東地区
関東地区は予選会が無く各大学のタイムを元での書類選考にて決定しました。
11 | 日本大学 | 41回目 | 2大会ぶり |
12 | 中央学院大学 | 14回目 | 8大会連続 |
13 | 明治大学 | 14回目 | 13大会連続 |
14 | 順天堂大学 | 25回目 | 4大会連続 |
15 | 山梨学院大学 | 31回目 | 3大会ぶり |
16 | 日本体育大学 | 42回目 | 3大会連続 |
17 | 城西大学 | 9回目 | 4大会連続 |
北信越地区
18 | 信州大学 | 14回目 | 5大会ぶり |
東海地区
19 | 皇學館大学 | 4回目 | 4大会連続 |
関西地区
関西地区も予選会が無く各大学のタイムを元での上位3校書類選考にて決定し、最後の一枠を予選会にて決定。
20 | 立命館大学 | 32回目 | 20大会連続 |
21 | 関西学院大学 | 10回目 | 2大会連続 |
22 | 京都産業大学 | 48回目 | 8大会連続 |
23 | びわこ学院大学 | 初出場 | 初出場 |
中国四国地区
24 | 広島経済大学 | 23回目 | 2大会ぶり |
九州地区
25 | 日本文理大学 | 10回目 | 4大会ぶり |
全日本大学駅伝2020 注目5校
今回の全日本大学駅伝は、非常にレベルの高い戦いが予想されます、近年はシューズの改良に伴って大ブレーキを起こす選手が少なくなり、ベストタイム近くやベストタイム以上の記録が多く予想されます、そんな中で注目の5校を紹介していきたいと思います。
駒澤大学
まずは、優勝候補の筆頭とも言えるのはこの駒澤大学でしょう。
持ちタイムの平均のナンバー1と言えるのがこの駒澤大学です!
しっかりと1,2年生が成長していることでチームとしての底上げに繋がっています、昨年の田澤廉選手(2年)がしっかりとチームを引張り、ルーキの鈴木芽吹選手(1年)は、ホクレン網走大会5000mで好記録を残しインカレでは自己ベストの13分43秒07を記録し3位に入りました。
また、花尾恭輔選手(1年)赤津勇進選手(1年)、唐澤拓海選手(1年)の実力のある1年生が揃い、最終学年の4年生が意地を見せ、エース田澤選手を中心に優勝へ一番近くの位置にいるのではないでしょうか。
青山学院大学
やはり青山学院大学を優勝候補から外すことはできないでしょう、近年の大学駅伝を大いに盛り上げてくれているのはこの青山学院大学で間違いないでしょう。
まさに駅伝総合力ナンバー1と言えるのではないでしょうか。
昨年は8区で逆転され悔しい思いをしたこの全日本大学駅伝ですが、4年生の両エース吉田圭太選手と神林勇太選手を終盤の7区8区にエントリーしてくるのではないかと予想します
また、ルーキの佐藤一世選手は高校駅伝一区で圧巻の区間賞をとった実績で1区を走る可能性もあります。
ただ、少し残念なのは昨年この大会で大活躍の岸本大紀選手がエントリーされていません(ケガでしょうか・・・)
しかしながら、優勝候補の一角として全区間が注目されること間違えないでしょう。
東海大学
優勝候補の一角としてのもう一つの大学としてはこの東海大学と言えるでしょう。
スピードナンバー1は、まさにこの東海大学です。
昨年の全日本大学駅伝の覇者東海大学は黄金世代が卒業しましたが、昨年のレースも経験しました4年生の3人、塩澤稀夕選手、西田壮志選手、名取燎太選手が好調をキープ、この3人が昨年の優勝にも大いに貢献しています。
そんな中で、駅伝未経験の選手をどの区間で起用するかなどの不安も去りますが、昨年の黄金世代の卒業の影響はそれほど大きくはないと言えるます。
主力の松崎咲人選手(2年)がエントリーされていないのは心配なところですが、他の大学に比べてもスピードで1分以上の差をつけることもできますので、優勝候補としての間違えないでしょう。
明治大学
ここまでのあげた3つの大学が大本命と言えますが、そこに割って入る可能性が考えられるのがこの明治大学ではないでしょうか?
成長伸び率ナンバー1の大学と言っても良いでしょう。
昨年は15位との成績でしたが、ここまで主力選手が記録会で好記録を出し、箱根駅伝でも好走した加藤大誠選手と櫛田佳希選手は自己ベストを更新していることや、
中間学年で相次いで自己ベストを更新していることが、レース展開によっては優勝を狙える可能性の大いにありえることと言えるでしょう。
順天堂大学
5校目は順天堂大学です。
箱根駅伝の予選会での圧倒的な強さでトップ通過したことでダークホースとしても期待も非常に大きくなった大学が順天堂大学です。
スーパールーキー三浦龍司選手が日本人トップで61分台を出し、チーム全員が62分台と素晴らしい記録を出しました。
チーム戦略として、三浦龍司選手を前半に起用し序盤からリードを奪うのか、
または、序盤中盤は総合力で順位をキープし後半で三浦龍司選手を起用し勝負に出るのかと、楽しみな采配になるのではないでしょうか。
ダークホースとして非常に注目する必要があるでしょう。
コース
最後にコースを紹介します。
熱田神宮から伊勢神宮へと伝統のあるタスキを繋ぐ合計106.8kmのコースです。
●1区 9.5km 熱田神宮からの街並みが残る区間
●2区 11,1km 海沿いの風に乗れるエース区間
●3区 11,9km 平坦なスピード区間
●4区 11,8km 少しの起伏の繋ぎの区間
●5区 12,4km 国道を走るフラット区間
●6区 12,8km 三重の県庁所在地を走る区間
●7区 17,6km 順位変動の長距離区間
●8区 19,7km 田園風景を望み伊勢神宮へ
『2019』全日本大学駅伝の順位
2019年の順位とダイジェストを紹介します、2020年はどのような戦いになるのでしょうか。
1位 | 5゚13’15 | 東海大 |
2位 | 5゚14’59 | 青山学院大 |
3位 | 5゚15’04 | 駒澤大 |
4位 | 5゚15’35 | 東京国際大 |
5位 | 5゚15’40 | 東洋大 |
6位 | 5゚17’04 | 早稲田大 |
7位 | 5゚17’34 | 國學院大 |
8位 | 5゚19’38 | 帝京大 |
9位 | 5゚19’46 | 順天堂大 |
10位 | 5゚20’06 | 中央学院大 |
11位 | 5゚20’14 | 法政大 |
12位 | 5゚21’21 | 立命館大 |
13位 | 5゚21’29 | 城西大 |
14位 | 5゚21’46 | 日本体育大 |
15位 | 5゚23’51 | 明治大 |
16位 | 5゚24’06 | 拓殖大 |
17位 | 5゚29’51 | 関西学院大 |
18位 | 5゚31’20 | 京都産業大 |
19位 | 5゚32’30 | 新潟大 |
20位 | 5゚32’37 | 環太平洋大 |
21位 | 5゚33’18 | 愛知工業大 |
22位 | 5゚33’24 | 皇學館大 |
23位 | 5゚33’38 | 札幌学院大 |
24位 | 5゚34’42 | 第一工業大 |
25位 | 5゚36’44 | 東北福祉大 |
OPN | 5゚22’54 | 日本学連選抜 |
OPN | 5゚32’53 | 東海学連選抜 |
まとめ
今回は、11月1日に行われる全日本大学駅伝2020の出場大学、注目の5校、コースについてチェックしてきました。
中止の可能性もありましたが、開催されることで熱い走り、そして熱い戦いに注目ですね。
無観客ですので沿道からの大声援はありませんが各校の選手の皆さんは優勝を目指して頑張って頂きたいです。
また、別の記事で注目選手10名についてまとめてあります、合わせてチェックしてみてください。
全日本大学駅伝公式HPはこちらです
みなさん応援していきましょう。
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